戌の日の腹帯
妊娠5ヶ月目に入ったら、最初の戌の日に腹帯を巻く習慣があります。昔は腹帯を巻いてお腹を締めることでお腹を守らなければいけないという考えがありましたので、お腹が大きくなってきて、つわりのおさまる5ヶ月のころに、安定期に入ったことを祝い、また安産を願って着けることになっていました。
最近では腹帯を勧めない産婦人科医も増えてきました。腹帯の巻き方がきつすぎて苦しくなったり、あせもが出来てかゆくなったりするとよくありません。無理につける必要はないんです。ただ、お腹が大きくなってくると大変ですよね。下へ下へとかかる重力を支えるのを助ける意味で、帯をつけるのは大いに役に立つと思います。
腹帯、さらしの巻き方
腹帯の巻き方は、腹帯の効果がでるよう工夫することが大切です。昔ながらの「さらしタイプ」の腹帯の巻き方をご紹介します。
まず、さらしを半分に細く折り、折り目部分が下になるように持ちましょう。扱いやすいようにトイレットペーパー状にくるくると巻いておきます。(1反のさらしの場合は半分に切って2枚作れます)
出発点をお腹の下部分に少し斜めに当て、左手(右利きの場合)で押さえたら、ぐるっと1周させましょう。そのとき、お腹を持ち上げるように下から上へ力を入れますが、あまりきつく締め過ぎないようにしてくださいね。 少し上へずらしながらもう1周させたら、次からは真ん中か脇で腹帯を上へ1度ねじりながら巻いていきます。
徐々に上へ上へと巻いていき、お腹のふくらみの終わりまで来たら、中へきっちり織り込むか安全ピンなどで留めましょう。織り込むだけだと緩んでくるかもしれませんが、やはり安全ピンは危険ですよね。長めに残し、中に織り込む部分をたっぷりとると緩みにくくなりますよ。腹帯の巻き方に慣れてくると、朝起きて鏡の前で巻くことで「一日の始まりを感じる」なんて声も。手軽な腹巻型も便利ですが、さらしの腹帯を試してみるのも良さそうですね。